介護の相談はどこにする?

介護の相談はどこにする?

介護の相談と言っても、施設に入所するのか、在宅で看るのかでは
相談する場所が変わってきます。
どちらでも、相談窓口では利用者や家族の方の現状の悩みを汲み取り
その解決に向けて相談をし、手助けをすることを目指します。
さて、問題はその相談ですよね。
相談と一口に言っても、ただ解決策をバンと提示されれば良いのではなく、
相談者である利用者や家族が解決できるように情報の提供や助言をすることが大切なんです。
つまり、自己決定の支援をしてもらうことが大切。

施設での相談のポイント

施設への入所に対する相談で重要なのが、在宅とは大きく異なる点です。
施設を利用するということは、お家から離れるということなので、これまでの生活が一変します。
今までの生活スタイルがガラリと変わるわけです。
その上、家族や親戚から離れ、土地勘も無い、知らない人の中で共同生活を行わなければなりません。
この共同生活が利用者に大きなストレスが発生します。
それが原因で、それまで無かった問題が起きることがあります。
利用者同士の人間関係に関するトラブルであったり、慣れない生活環境に合わせることができなかったり、
共同生活であるが故のプライバシーに関する問題などもあります。
在宅で生活していて困難だから入所した上に、さらに問題が発生する可能性もあるのです。

 

また入所施設もさまざまな種類があり、終末までの生活を送る施設もあれば、
在宅への復帰を目指す施設もあります。
施設の利用を考えているのであれば、しっかりと相談援助職の方と話し合いをしましょう。

在宅の介護をしてもらう場合の相談

介護保険制度は発足してから、介護支援サービス(ケアマネジメント)が生まれました。
このケアマネジメントの目的は、保険給付の対象者である介護者と要支援者(利用者)に対して、
解決すべき問題や状態にぴったり合ったサービスが適切で効果的に提供されるようにプランニングすることです。

 

利用者が感じる生活上の問題は一つとは限りません。
例えば、足が悪くて歩くことに支障があると言う場合には、
歩くこと以外にも、立つ時や座っているとき、寝起きであったり着替え、お風呂などの日常生活全般に支障があるでしょう。
そういったことを踏まえて居宅サービスの利用を提案します。

 

さまざまな居宅サービスがあるのですが、困っている人のために何でもしてあげることが目的ではありません。
それでは、利用者のためにならないことになります。
できるだけ居宅で、利用者のかたの能力に応じて自立した日常生活を送ることができるように支援することです。
しかし、利用者はどのようなサービスがあるのか分かりません。
利用者の方が居宅サービスを上手に利用できるよう、さまざまな知識や情報を持ち
アドバイスしてくれる専門家がケアマネージャーなのです。